売上とは？

『売上を増やそう！』と考えるのは少し危険です。それは『売上』の中身を理解していないからです。

基本的に、売上は次の2個の要素から成り立っています。
それは『単価』と『個数』です。

売上高は『単価×個数』で計算されます。なので、『売上を増やそう！』というのは、

• 単価を上げて、売上をUP
• 個数を増やして、売上をUP

この2つを考えなければなりません。
（実際には回転率・リピート率などもありますが）

ここで営業マンに『売上を増やせ』と指示した場合、どうなるでしょうか？
恐らく、単純に販売個数を増やそうとするでしょう。その方が簡単だし、単価を上げるという発想はあまりありません。
そのため、取引先に値引きをして販売することが増えてきます。

値引きはできるだけ避けるべき行為なのです。
ちょっとの値引きが、会社の利益に甚大な影響を与えます。

ですので、まずは『単価を上げる』ことを真っ先に考えるのが重要です。